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やさしい気持ち

 5月の長期連休と言われるゴールデンウィークも過ぎ、非常階段に暖かい日差しが射していた。

いつもの定位置に寝転がると、ペーパーバックを読んでいたけど前髪を揺らす心地よい風に眼を閉じていた。

聞こえるのは…風が木々を揺らしす音、鳥たちのさえずり。
誰にも邪魔されず、このひとりでいる空間が心地よい…

でも…なにかたりないんだ

ガチャっ!

「花沢類~」

いつもの足音が近づいてきて、隣に座るのがわかった。
起きようか迷っていると…

「寝てる…陽があたると金色?サラサラの綺麗な髪に、綺麗な顔…」

そっと髪に指を差し入れ、掬っては落として遊んでいる。

気持ちいいから、このまま寝てよう…

「それにこの体型…頭もイィし、スポーツ万能…エスコートもスマートだし…かっこいい…」

おれ、誉められてる…かっこいぃって

「……人間じゃなぃね!いやがらせかっ」

「…クスッ…人間だよ?」

ビックリして顔を真っ赤にして固まってる…クスッ…大きな黒い瞳が、もっとおっきくなった…おもしろいな…

「げっ!起きてたのっ!」

「牧野の声が煩くて、起きた」

「ご、ごめん…」

「で、おれがいやがらせ?」

体を起こしながら牧野をみると、すぐ隣には牧野の顔…
真っ赤にしてのけ反る牧野を壁へじりじり追い詰める。

「は、花沢類、近い…/////」

「そう?…牧野の髪も綺麗だね…」

掬い上げてゆっくり髪へキスをした。

「おれ、牧野にいやがらせした?」

小首をかしげて悲しげに牧野を見る…
このしぐさ、牧野弱いんだょね。

「してない!してないっ!いや、あの、かっこよすぎる…///じゃなかった…」

「おれ、カッコ悪い?」

「かっこいい!すごく!かっこいい!誰よりも花沢類はかっこいいよっ!」

「////ありがとう。牧野に言われるのが1番嬉しいよ!」

チュッ…っと柔らかいほっぺに唇を落とす。

「花沢類~////」

「あい」

返事をすると、もう一度キスをする…

今度は…唇をかすめるように…

「/////は花沢類っ!もう!」

牧野が、静かだった非常階段に新しい音を奏でるんだ。
騒がしいのは苦手だったのに…
牧野の音はおれをあたたかくさせる。

真っ赤になっちゃた牧野の手を握り、非常階段を降りていく。

「バイトの時間じゃない?きょうは20:30まで?」

「うん!」


いつものように、手を繋ぎ牧野の話を聞きながらバイト先の団子屋まで歩く。

こうして牧野と過ごして、あんたの笑顔を見てるだけで…おれをやさしい気持ちにさせるんだ…

ねえ、ずっと笑っていてよ…

おれが、あんたの笑顔守るから…




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高校3年のつくしチャン。道明寺はNY,類クンはいつものように非常階段へ来てます(笑)
まだ、類クンへの気持ちは気づいてないけど、キスは嫌がってませんからね(笑)
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Author:shalimar
はじめまして(*^^*)shalimar (シャリマー)です。

ド素人の類つく2次ワールド♪
お引っ越しして、2ndのお部屋となります。
創作文はつたない文章でこざいます、妄想パーティーの世界です♪
ひろ~い心でお付き合いくださいませ!

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